クレジットカード現金化で店舗型とオンラインネット型の取引や違いを解説

クレジットカード現金化業者の営業取引形態まとめ
クレジットカード現金化業者は店舗型とオンラインネット型、大きくこの2つに分類することができます。
皆さんも駅前のガードレールや電柱に、クレジットカード現金化の広告を一度でも見たことがあるのではないでしょうか。このように街中に実際に店を構え、店頭で換金性の高い商品を買取り、現金化してくれるのが店舗型の現金化業者です。
2000年代の初め頃までは店舗型のクレジットカード現金化が大半を占めていましたが、その後のインターネットの普及も相まって、現在は電話やメールなどのやりとりだけですべてが完結するオンラインネット型が主流となっています。
こちらのページでは、クレジットカード現金化業者の店舗型とオンラインネット型の違いについて、詳しく解説いたします。
店舗型のクレジットカード現金化

繁華街でよく見る金券ショップなど、換金性の高い商品を持ち込めばその場で買い取ってくれる業者を指します。
買い取ってくれる商品は主に新幹線のチケットやギフト券など、換金性の高い金券となっているので、それらをクレジットカードで購入し、売却する流れとなります。
店舗型のメリットとデメリットについて、簡単にまとめておきます。
メリット
- 取引する相手の顔が見えるので、安心できる
- その場で直接手渡しにて現金が得られる
デメリット
- オンラインネット型に比べ、換金率が低い
- カード会社に規約違反が発覚しやすい
- 店舗まで足を運ぶ必要があるため、時間がかかる
店舗型のメリット
クレジットカード現金化は、場合によってはかなり高額な取引になる場合があります。大事なお金に関わる以上、損をしたくないというのはもちろんですが、なによりも騙されるような事態だけは避けたいと誰しもが考えるはずです。
現在主流のオンラインネット型の場合、取引をする相手の顔が確認できません。特に初めて利用する業者の場合、顔が見えないことで「しっかり振込をしてくれるのだろうか…」と不安になってしまう方もいるでしょう。
その点、店舗型であれば実際に自分でお店に足を運び、対面で取引をすることになるので、相手の様子や雰囲気を確認することができます。怪しいなと感じたらやめれば良いので、対面での取引を希望する方には店舗型が良いでしょう。
また、現金化をした場合、その場で直接現金が手渡されるという点も、安心感にはつながるはずです。
店舗型のデメリット
デメリットの一つ目が、換金率がオンラインネット型に比べ低くなりがちな点です。経営している側からすると、店舗を構えていることで家賃など営業コストがかかることも考慮した上で利益を出さなければなりません。また、金券の買取額相場に限界があることなども踏まえると、どうしても換金率はそれなりのラインで妥協せざるを得ないでしょう。
また、現金化をするにはお店まで足を運ばなければなりません。自宅の目の前に現金化のお店がある方なら良いですが、そうでない方であれば時間もかかりますし、場合によっては交通費もかかるでしょう。細かいことを言えば交通費がかかる分、実質換金率が低くなると見ることもできます。
そして最も大きなデメリットが、カード会社の規約違反に引っかかりやすいという点です。店舗型のクレジットカード現金化で扱う商品は、前述した通り換金性の高いチケットやギフト券などです。これらは現金化目的で購入される事例が多いことで知られているため、大量購入するとカード会社の監視システムに引っかかる可能性が高いのです。
その後の調査で現金化目的だったことが発覚すれば、クレジットカードの利用停止のみならず、残債の一括返済を求められることとなります。
クレジットカード現金化の注意点・リスクオンラインネット型のクレジットカード現金化

世にインターネットが普及したことにより、クレジットカード現金化業界のみならず、あらゆるジャンルの事業者が自社のホームページを持つようになりました。その流れの中で、ホームページを受け付け窓口とすることにより、電話やメールのみで取引が完了するような営業形態のクレジットカード現金化が主流となっていきました。
ホームページからの申し込みを受けたら、現金化業者のオペレーターが申込者に電話をかけ、本人確認などはSMSやメールを使って済ませます。その後に現金化業者が選定するキャッシュバック特典付きの商品をクレジットカードで購入し、指定口座に現金が振り込まれるという流れです。
オンラインネット型のメリットとデメリットについても解説します。
メリット
- 営業コストが少ない分、換金率が高い
- カード利用停止のリスクが低い
- 店舗まで足を運ぶ必要がなく、現金調達までが速い
デメリット
- 対面で取引できない
- 悪徳業者が紛れ込んでいる
- 身分証やカード情報など個人情報を業者に開示しなければならない
オンラインネット型のメリット
店舗を構えず、対面対応するスタッフを雇う必要もないため、店舗型に比べて営業コストがかかりません。その分顧客に還元することが可能となるため、換金率が高くなる傾向にあります。
また、現金化するための商品は換金性の高い金券などに限定されず、多岐に渡ります。希望金額に合わせて最適な商品を業者側が選定してくれるので、カード会社に現金化目的であることが発覚する可能性もほとんどありません。
お店に足を運ぶ必要がなく、全国どこからでもスマホとクレジットカードさえあれば即座に利用できる点も大きなメリットでしょう。直接手渡しである店舗型の方が現金を得るまでが速そうに思われがちですが、トータルの時間で比較すれば、オンラインネット型の方が圧倒的に速いです。
店舗型、オンラインネット型どちらの業者にもお店の営業時間はありますが、オンラインネット型は時間外についても申し込みを受け付けています。申し込みだけ済ませておけば翌朝すぐに現金化できるので、時間に縛られずに利用できるところは大きなメリットと言えるでしょう。
オンラインネット型のデメリット
オンラインネット型の場合、現金化の取引は電話やメールのみで行われます。対面することがないのをいいことに、クレジットカード決済だけをさせてお金を振り込まない、など悪事を働く業者も紛れ込んでいる点には注意が必要です。
また、オンラインネット型でのクレジットカード現金化を利用する場合、身分証の画像やくクレジットカード番号などの個人情報を業者に提示する必要があります。前述したような悪徳業者に個人情報を渡してしまうのは、リスク以外の何物でもありません。個人情報が外部に流され、どのように悪用されるか、想像したくもないでしょう。
大前提として、オンラインネット型のクレジットカード現金化を利用するためには、実績のある優良業者を選ぶことが第一です。
どちらの型を選ぶべきなのか

店舗型とオンラインネット型、両者の違いをまとめます。
店舗型は対面で安心して取引ができますが、換金率は低めな上に換金性の高い金券などをカードで購入するため、現金化目的であることが発覚しやすいのが懸念点となります。
オンラインネット型は悪徳業者に引っかからないための業者選びを慎重にしなければいけないですが、カード事故のリスクは低く、換金率やスピード面でも優れています。
それぞれの営業形態にメリット・デメリット双方あることがわかりましたが、総合的に見て、メリットが多くデメリットが軽微なのはオンラインネット型であると言えるでしょう。
換金率やスピード面で言えばその差は圧倒的ですし、何よりもカード会社の規約違反に引っかかるリスクを考慮すれば、よほどの理由がない限り店舗型を選ぶべきではありません。
どうしても対面でやりとりができないと不安、という方以外はオンラインネット型のクレジットカード現金化業者に依頼するようにしましょう。